家づくりをはじめる前に

家づくりを始める前に

 

建てた人の意見を聞いてみよう

家を建てようと思ったあなたに、まずしてほしいこと。

それはあなたの周囲で家づくりをしたことのある人に、できるだけ話を聞いてほしいということです。

その際、建てる前や建てた後のことについても忘れずに聞いてください。

「建物のことだけじゃなくて、とにかく何でも相談できたよ」とか、「今も電話するとすぐに来てくれるよ」とか、

「もう○年になるけど、これといった不具合はないよ」といった答えが多く返ってきたら、

それはかなり信頼できる会社だと思って間違いありません。

なぜならそういう会社は、お客様のことを一度きりではなく、末永く続くおつきあいの対象として見ていることが明らかだからです。

みなさんも、これから長くおつきあいしたいと思う相手には、できるだけのことをしようと思いますよね?

反対にその場限りと思う相手にはどうでしょうか?そのように考えると理解しやすいのでは?

デザインが好みであるとか、価格が予算に合っていることももちろん重要ですが、

まずはその会社がお客様に対して、誠意をもって人間的なおつきあいをしたいと考えている会社であるかどうかについての情報を、

家づくりの先輩たちからできるだけ多く集めましょう。 

 


 check!   デザインや価格の前に、人間的なおつきあいをしている会社かどうかが大切です!


 

良い住宅会社の見分け方

さて、そうして情報を集めてみると、あなたはあることに気づくはずです。

それは、“評判の良い会社は、地元に多い”ということ。

無理に大伸開発に話をもっていこうとしているわけではありませんよ(笑)。

これって、家づくりという仕事の性質上、じつは当たり前のことなのです。

もともと日本では、村の中に必ず大工さんが一人居て、家の普請から増築、修理まで、すべて引き受けるという伝統がありました。

地域の人々の住まいは、常に彼の目の届く範囲にあり、修理のタイミングを教えてくれるのも、

台風などの後に即座に修理に回ってくれるのも彼でしたから、皆安心して任せておけたのです。

そんなふうに、地域に住みながら地域の住宅に心を配るのが、家を建てる者の当然の役割でした。

やがて大量生産・大量消費の時代となって、

家づくりも住宅産業と呼ばれるようになり、村の大工さんはほとんど姿を消しました。

代わってその精神を最も色濃く受け継いだのが、地元に根を下ろした住宅会社です。

社屋は地域の中にありますし、社員も地元で暮らしています。

あのあたりは地盤が緩い、あの辺は風が強いなど、気候風土を熟知しており、

何かあった時にもすぐに駆けつけることができます。

通勤の行き帰りに、建てた家を自然に点検してしまう?のも地元ならではのことです。

長い年月を住み続けるという家の特性を考えると、地元の会社の評判が良いのはむしろ当たり前のことだと思いませんか?

 


 check!   長い年月、住み続けるからこそ、気候風土を熟知し、フットワークの軽い地元の会社は安心です!


 

自分の価値基準を確認しよう

知人の情報も集めました。

長く住み続けるには地元の会社で建てるのが心強い、ということもわかりました。

さあ、そこからどう進むかはあなたの自由です。

やはりあのデザイナーズ住宅がほしい、あこがれの全国ブランドの家がほしいというのは当然あることでしょう。

それでも、ただ漠然と思っていた時よりも、より目的が鮮明になったのではありませんか?

家づくりとはある意味、自分たちが最も大切にすることは何かを確認する作業、と言えます。

A?、B?、それともC?といった選択を絶えず迫られる中で、

どうしてもこだわりたいこと、じつはそうでもなかったことなどが見えてくるのです。

「決断しないといけないことが多くて大変」と思うよりは、

「知らなかった自分が見えてくるかも」と期待して、楽しんでしまいましょう。

そのためにも、あまり急かせるような会社は避けて、あなたを理解しようと努力する会社を探すことを意識してみてください。

また、素人の手には余るような雑事を引き受けてくれる会社も、力強い助っ人に。

次のページではそのような施主の負担を軽減してくれる会社についてお話ししましょう。

 


 check!   じっくり自分と向き合うためにも、

急かさず、あなたを理解しようと努力する会社を探しましょう!


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